本番用の用途例

RAGチャットボット用LLM API

社内アシスタントが人事規程と地域ごとの補足資料を使って回答します。 モデルを呼ぶ前に資料を検索します。 各抜粋に文書ID、節、施行日、アクセス権のラベルを残します。

社内文書の根拠の抜粋に紐づくRAG回答
RAGチャットボット用LLM API

本番用の実装例

API・主モデル・代替の設定

本番向けの選択推奨理由
APIPOST /v1/chat/completionsOpenAI互換のサーバー側リクエスト
主モデルgemini-2.5-pro大量の根拠や複数文書の整理には、Gemini 2.5 Proを主な候補にします。
代替モデルgemini-2.5-flash必要な資料が揃う短い回答にはGemini 2.5 Flashを使います。 検索の品質を確認してから、判断が難しい規約の整理をTerraに回します。
難しい作業の上位モデルgpt-5.6-terra主モデルが品質・複雑さの基準を満たせない場合だけ使う
出力仕様用途に合うテキスト・修正重要な記述ごとに抜粋IDを付けた回答、または根拠不足を明示する回答を返します。
01
利用場面

本番アプリのRAGチャットボット

社内アシスタントが人事規程と地域ごとの補足資料を使って回答します。 モデルを呼ぶ前に資料を検索します。 各抜粋に文書ID、節、施行日、アクセス権のラベルを残します。

Gemini 2.5 Proには選んだ抜粋だけを送り、使った抜粋IDの引用を必須にします。 地域ごとの規約が矛盾する場合は、勝手に選ばず矛盾を示します。

02
構成

RAGチャットボットの処理の流れ

  • 検索前に利用者の権限を確認する。
  • 文書情報を保ったまま抜粋を検索し、関連順に並べ直す。
  • 回答に足りる最小限の根拠を送る。
  • 文ごとの抜粋IDを必須にする。
  • 引用が内容を裏付けるか確認し、根拠不足なら回答を控える。
03
APIリクエスト

LLMFly AIでgemini-2.5-proを呼び出す

リクエストはサーバーから送ります。例の内容と仮のツールスキーマを、アプリのデータとツールに置き換えてください。

request.example
curl https://app.llmfly.ai/v1/chat/completions \
  -H "Authorization: Bearer $LLMFLY_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "model": "gemini-2.5-pro",
    "messages": [
      {"role": "system", "content": "Answer only from the supplied passages. Cite passage IDs after each material sentence. If passages are missing or conflicting, state that explicitly."},
      {"role": "user", "content": "Can a Shanghai employee carry unused leave into next year? Use the supplied policy passages."}
    ]
  }'
04
モデル選び

主モデルにgemini-2.5-proを選ぶ理由

大量の根拠や複数文書の整理には、Gemini 2.5 Proを主な候補にします。

必要な資料が揃う短い回答にはGemini 2.5 Flashを使います。 検索の品質を確認してから、判断が難しい規約の整理をTerraに回します。

05
合格基準

RAGチャットボットの合格基準

測定項目合格条件
必要な資料を見つける割合回答可能なテスト質問で、既知の根拠の抜粋を取得できる
引用の正確さ各引用が、その文や項目を直接裏付ける
根拠のない記述の割合根拠のない重要な記述を最終回答に含めない
適切に回答を控えた割合資料がない、古い、矛盾する場合は、回答を控えるか条件を示す
06
失敗時の対処

本番前に対処する失敗

  • 検索漏れをモデルのせいにする
  • 全資料を入力に詰め込む
  • 無関係な引用を表示する
  • 根拠なしに回答を求める
07
出力

出力と実行記録

重要な記述ごとに抜粋IDを付けた回答、または根拠不足を明示する回答を返します。

本番の実行ごとにモデルID、リクエストID、トークン使用量、再試行、検証結果、最終的な扱いを記録してください。

よくある質問

検索とモデル、どちらが大切ですか?

どちらも大切です。検索漏れを生成の失敗と混同しないよう、別々に評価します。

何件の抜粋を入力すればよいですか?

予算内で回答を十分に裏付ける最小限の資料を使います。

資料が矛盾する場合は?

勝手に一方を選ばず、違い、資料、日付を示します。

自分の入力で構成を試す

同じリクエスト、ツール、検証ルールで主モデルと代替モデルを比較します。

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